松平不昧書状 正月九日付 六月暑中付 九月十日付 五月廿一日付
マツダイラフマイショジョウ ショウガツココノカヅケ ロクガツショチュウヅケ クガツトオカヅケ ゴガツニジュウイチニチヅケ
その他の美術 書
出雲松江藩主であり茶人として著名な松平不昧(1751~1818)から、丹波福知山藩主の朽木昌綱に宛てた手紙。附属する包紙によれば本来、25通あったようだが、4通のみが残る。両者の交流、なかで茶室の造営やも掛物(墨蹟)の値段、茶碗や茶入についての指南など、茶事にまつわる内容が多い。とくに、茶入として名のあがる「妹背山」「野田」「翁」「畠山」「広沢」は、不昧が著書『古今名物類聚』や『瀬戸陶器濫觴』において、唐物についで重視した瀬戸のもので、当時の価値観をうかがい知ることが出来る。