掛袱紗 紅繻子地老松童子文様繍 カケブクサ ベニシュスジオイマツドウジモンヨウヌイ

工芸品 染織 / 江戸

  • 江戸時代・19世紀
  • 縦83.6cm:横67.7cm
  • 1枚

掛袱紗は祝儀などの贈物に掛ける装飾の具で、寿福の場合は当然ながらふさわしい図様があらわされる。ここではほぼ中央に見事な枝振りを見せる老松を据え、その枝下に3童子が松かさなどを拾うところである。紅地に豊富な金糸の使用がいかにも吉祥の気分を盛りあげている。こうした場合、しばしばただ豪奢ばかりに傾いて品格が失われがちであるが、この1枚では金糸も比較的細く、丹念な松樹の表現、遠景の水波や雲などの細緻、童子の注目のゆきとどいたとらえかたなど、見どころが多いといえよう。

掛袱紗 紅繻子地老松童子文様繍 カケブクサ ベニシュスジオイマツドウジモンヨウヌイ
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