高良山御手洗橋 附 青銅製擬宝珠2口 こうらさんみたらいばし つけたり せいどうせいぎぼし2くち

建造物 / 江戸

  • 福岡県
  • 江戸(石橋)、江戸(擬宝珠) / 1803(石橋)、1773(擬宝珠)
  • 石造桁橋、高欄付
    附 青銅製擬宝珠2口
  • 1基
  • 久留米市御井町字梅ヶ谷206番地の3
  • 福岡県指定
    指定年月日:20020405
  • 宗教法人高良大社
  • 有形文化財(建造物)

 高良山御手洗橋は、高良山門前の旧参道に位置する「御手洗池」に架けられた石橋である。現存する御手洗橋は袖高欄に刻まれる「享和三年癸亥九月吉祥日」の銘から享和3年(1803)の架橋であることが知られる。桁行五間(10.09m)、梁間二間(4.03m)の桁橋であり、擬宝珠柱には安永2年(1773)の銘がある青銅製擬宝珠がつく。高良山御手洗橋は建造年代が明確であり保存状態も良く、由緒もある明らかな石橋として貴重であることから平成14年に福岡県有形文化財(建造物)に指定された。
 平成29年度から令和元年度にかけて、久留米市教育委員会が実施した高良大社所蔵資料調査において、高良大社宝物館収蔵庫に青銅製擬宝珠が2口保管されていることが確認された。青銅製擬宝珠には「安永二癸巳年六月吉祥日高良山御手洗橋」の刻銘があり、高良山御手洗橋に取り付けられているものと形状・刻銘共に共通する。なお、これら青銅製擬宝珠は高良山御手洗橋の前身木橋に使用されていたものを現在の石橋に再利用したものである。
 本件は久留米藩の御用鋳物師である植木家によって安永2年に製作された青銅製擬宝珠である。製作年及び製作者が明らかであり、高良山御手洗橋の造営の歴史を証明するものとして重要である。

高良山御手洗橋 附 青銅製擬宝珠2口

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