中郡大磯町の国府本郷にある六所神社を中心にして、毎年5月5日に行われる。端午の節句に行われるところから、古くは「端午祭」の名があったというが、明治以後に「国府祭(こうのまち)」の名で親しまれるようになった。この祭は、寒川町にある相模の一ノ宮(寒川神社)をはじめ、二宮町の二ノ宮(川勾神社)、伊勢原市の三ノ宮(比々多神社)、平塚市の四ノ宮(前鳥神社)、それに平塚市の八幡神社の6社による合同の祭りである。
祭りは「六所神社」をはじめ、「神揃山」と「大矢場」の3ヵ所で行われる。
まず、前日の5月4日、六所神社では道を浄め、浜降りの神事を行う。5日になると、神揃山において六所神社以外の5社の神輿が集まり、神事が執り行われ、そのあと大矢場に降り、6社による神事がなされる。
なお、かつては大矢場の近くに農具市が立ち、その盛大なところから相模三大農具市などといわれてきた。