布袋は七福神の一人で、唐の禅僧がモデルといわれる。本作では、満月と、それを愛でる布袋が描かれる。月と布袋の間には漠然とした空間がひろがり、淡い地塗りがほどこされている。これが観る者に想像の余地を与えると同時に、空気、光の存在を表現しており、「朦朧体」と呼ばれた表現の片鱗をみることができる。
牡丹
横山大観
海松
旭日怒涛