銅造誕生釈迦仏立像
どうぞうたんじょうしゃかぶつりゅうぞう
彫刻 金属像 / 室町
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不明
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室町時代
- 銅造
一般に誕生仏は、幼児の顔に柔らかくふくよかな肉身像であるが、本像は少年のようにキリッとした風貌である。
頭部は円頂で、面長の顔に目鼻立ちも浅く、顎に三道をつくり胸や腹部にくびれをあらわすなど、ふくらみにも抑揚がある。背面腰には裳の紐を二条たらす。指先は大報恩寺像(京都)と同じく一手のみを天上に指差し、他は軽く握りしめている。
頭体部と台座を一鋳で作り、中型(なかご)土が膝上にある。左腕さがりと右脇に笄(こうがい)を抜いたあとに丸い銅をうめたあとがある。全体に火中しており、台座と裳裾の一部が溶解、右手人差指の先端が折れている。
- 総高17.1センチメートル
- 1躯
- 真岡市指定
指定年月日:20231218
- 有形文化財(美術工芸品)
室町時代に作られた誕生釈迦仏立像で、西郷第一公民館の敷地内の雷神社(創立年不詳・江戸時代再建・真岡市指定文化財)の別当、雷光寺に伝来したものである。