月別興行成績表(昭和8年) つきべつこうぎょうせいせきひょう(しょうわ8ねん)

  • 135×68(cm)
  • 千代田区隼町4-1 国立劇場
  • 登録番号6092-1
    曾我廼家五郎旧蔵資料
    解説:日比野啓(成蹊大学文学部教授)
  • 独立行政法人日本芸術文化振興会

五郎はこれを毎年掛軸として作らせたようだ。月毎に上演演目・劇場が記され、日毎の興行成績が細かく報告されている。赤く塗りつぶされているように見えるのは「大入」の文字で、その日の公演が大入り満員だったことを表している。斜線の引かれた日は満員でなかったことを示す。また、この昭和8年(1933)の興行成績掛軸にはないものの、昭和9年(1934)の興行成績掛軸にある凡例を見ると、丸印は休日、丸の中に十字が入った印は乗込休(乗り込んだ先の劇場での仕込みのための休演)、四角は稽古のための休演だとある。いちばん左の欄には大入り満員の日数、公演日数、休演日数が記されており、たとえば昭和8年1月の新橋演舞場では公演日数29日のうち26日が大入り満員で、29日に打ち上げて休日を1日とった後、31日に翌月東京・新歌舞伎座での稽古を行ったことがわかる。

月別興行成績表(昭和8年) つきべつこうぎょうせいせきひょう(しょうわ8ねん)
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