朱銅花入 草文

工芸品 金工

  • 高村豊周  (1890-1972)
  • タカムラ、トヨチカ
  • 昭和30年 / 1955
  • 青銅、鋳造・花瓶・1
  • h25.5 D20.6

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高村豊周(1890−1972)
TAKAMURA,Toyochika

朱銅花入「草文」
Flower Vase, with Floral Design
昭和30年(1955)
東京国立近代美術館蔵

首の両脇に小さな耳をつけ,撫肩で裾がふくれた独特の形態をもつ花生である。胴の正面に,単純化され,左上に反転する極めて特徴的な形の植物文が表されている。それが朱色と重なるように配されている。この朱色は,素地表面を焼いて赤熱させ,研磨したあと,丹ぱん液中で煮つめ,鉄槳とえぼた蠟を塗りながら着色して得られる。これが朱鋼の技法である。無駄のない形態,単純で緊張のある文様,効果的な色彩など,堂々とした品格のある作品である。

朱銅花入 草文

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