版画 その他
古代史27 「愛にやつれたテレマコス お目付役がたえまなく、ガミガミ言うのも、どこ吹く風/朝ごと彼はフラフラと、花々を生け捕りに、摘みにゆく/もっと輝くよなピッカピカの花ないか、かわゆいあの子に/あげるんだ、あのゾクゾクするよな、じゃじゃ馬娘が/ピラピラした襟のした、喉もとにちんまり飾る花なんだ」(アルフレッド・ド・ミュッセ氏のタバコ)
ドーミエ、オノレ
古代史46 「グラックス兄弟の肝っ玉かあさん ある日ちゃらちゃらした女がひとり、面の皮厚く/彼女にちっぽけな宝石アクセサリーみせて、鼻高々/すると祖国の希望たる、ふたりの息子をみせながら/このローマの肝っ玉かあさんは言ったのさ『あたしのかけがえのないお宝は、こいつらさ!!』」(プルタルコス)
パリジャンのタイプ30 「おやまあ!ボンベックの奥さん、いったいどうしたんです?」「それを言わないでくださいな、奥さん、ひどいんですよ!世の中こんな残酷になってくると、植物園の管理人でもしていたほうがましですよ。5階のベズュシェさんのことご存じでしょう。娘さんのことでね、そんなたいしたことじゃないんですけどね、娘さんのおなかが結構大きくなってきたもんですからね、水腫なんだってあっちこっちで言いふらしてるんですよ。私はね、ああそうですかっ!とだけ返事したんですけどね」「で、その娘は・・・」「もちろん、すぐに