渇仰

絵画 日本画

  • 片岡球子  (1905-)
  • カタオカ、タマコ
  • 昭和35年 / 1960
  • 彩色・紙本・屏風2曲・1隻
  • 196.0×285.0
  • 左下に落款、印章
  • 45回再興院展 東京都美術館 1960

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片岡球子(かたおかたまこ)(1905− )
KATAOKA、Tamako
渇仰(かつごう)
Great Longing
1960(昭和35)年
紙本彩色・屏風 二曲一隻 196.0×285.0㎝
第45回院展

歌舞伎や能、そして歴史上の人物の「面構(つらがまえ)」の連作を、執拗なまでの観察眼に裏打ちされた強靱な線描と豪胆な色彩で描き、日本美術院の中でもひときわ強い個性を放つ片岡。能の「石橋(しゃっきょう)」に取材したこの作品は第45回院展に出品され、翌年芸術選奨文部大臣賞を受賞した。場面は、紅白の獅子が文殊(もんじゅ)菩薩の浄土の急流で舞う物語のクライマックスである。様式化された波紋と絢燗たる衣装が目をひく一方、衣装の輸郭は力強い黒線で縁取られ、獅子の存在感を高めている。写笑と装飾が拮抗し、独持の幻想性さえ醸し出して見る者を圧倒する。

渇仰

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