玄武

絵画 日本画

  • 岡村桂三郎  (1958-)
  • オカムラ、ケイザブロウ
  • 平成4年 / 1992
  • 岩絵具・布、木、板・額・1面
  • 181.9×226.8
  • 19回創画展 東京都美術館 1992

69 岡村桂三郎(1958− ) 玄武 1992年
 東京生まれ。1988年東京藝術大学大学院博士課程満期修了。84−93年創画展に出品。87年第9回山種美術館賞展で優秀賞受賞。93年「ART IN JAPANESQUE」(O美術館)、「現代絵画の一断面」(東京都美術館)に出品。94−95年渡米、現在東北芸術工科大学教授。
 玄武は北をつかさどる神で、亀に蛇の巻きついた姿で表され、東の青龍、西の白虎、南の朱雀とともに四神をなす。以前より岡村は高松塚古墳壁画の四神の図に関心を寄せ、それらを起点として様々な作品を制作してきた。本作品も、はじめ四神4点組の平面作品を意図して作られたものである。亀や蛇は、木材の上に布を貼り岩絵具を塗るという技法で描かれており、さらに随所に木片が打ち付けられている。日本画を学ぶことから出発し、岩絵具という伝統的な素材を用いながらも、独自の表現を模索する作家の姿勢がうかがえる。

玄武

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