絵画 油彩画 / 明治
萌えいでた緑の中に、背を向けて立つ少女。この人物そのものの表現よりも、赤髪のうえに映える陽光、したたるような樹葉の輝きなどに描写や表現の力点がおかれているようである。滞仏中の作品では、最も印象派的要素の強い作品のひとつである。制作地は、グレー=シュル=ロアン。林忠正の旧蔵品であり、当時のヨーロッパにおけるジャポニスム盛行に重要な役割を果した林との交友をしのばせるものとなっている。
昼寝
黒田清輝
枯れ野原(グレー)
秋景
久米桂一郎