紫地葵紋付葵の葉文辻ケ花染羽織 むらさきじあおいもんつきあおいはもんつじがはなぞめはおり

工芸品 染織 / 安土・桃山 江戸

  • 桃山-江戸 / 16-17世紀
  • 丈112.0 総裄117.6
  • 一領
  • 徳川家康着用

 この羽織は「胴着」と称されて、四代吉通が、幼年のときに着用したとの記録がある。だが文様や仕立て寸法、染の技法からみて、「駿府御分物」の中から選んで吉通が愛用した羽織と解される。家康着用の羽織は、日光東照宮や上野東照宮にも秘蔵されるが、本品はその中でもデザイン、保存状態とも抜群である。紫地に染め抜かれた葵の葉は、色とりどりに美しく、その配置も妙を得ている。縫い絞りによるおおらかな表現と、引きしまった葉柄の線にみられる繊細さなど辻ヶ花染の技巧を余すところなく駆使した代表作である。

紫地葵紋付葵の葉文辻ケ花染羽織 むらさきじあおいもんつきあおいはもんつじがはなぞめはおり
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