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小倉遊亀(1895一)
OGURA,Yuki
小女
Girl
昭和31年(1956)
東京国立近代美術館蔵
小倉遊亀は戦前,二つの≪浴女≫で理知的な画面空間表現を確立していたが,戦後ますますその造形を確かなものにした。この作品でも,斜線で背景を二つの色面に分割し,少女を簡潔だがしなやかな線で描くことで,画面は簡潔な中にも力強く生き生きしたものになっている。金と朱という日本画の伝統的な色づかいと,近代的な造形性が見事に調和した作品であるといえよう。第41回再興院展に出品され,翌年の第8回毎日美術賞を受賞した。