画面左下に署名:S.MigiSHi裏面に画題・署名・年記・場所:花 三岸節子 昭和四十六年○(不明)月 南佛カーニュにて黄色と紫の花が画面いっぱいに描かれている。花の形はこれまで以上に色彩の中に埋没し、豊かな色と香りを残すばかりとなった。形から入るのではなく、色を塗りこめながら重厚な画面とマチエールを構築している。古い壺や埴輪の静物画に見られた古代世界への郷愁は、本作品では花瓶のギリシャ神話を思わせる人物となって現れている。
カーニュ風景
三岸節子
花
花(ヴェロンにて)