塑造三尊仏像残欠

彫刻 / 奈良

  • 奈良
  • 3躯
  • 重文指定年月日:19750612
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 天福寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

 中尊は等身の坐像、両脇侍はやや小ぶりに作られた三尊一具の像かと思われ、いずれも十字に組んだ心木(榧材か)に藁繩を巻き、藁〓混りの中土を盛り上げて、さらに紙〓及び雲母入りの仕上土で整形してつくる本格的な塑造技法になる。各像共かなりの損傷があり、特に中尊は表土を失って残欠と称すべき姿であるが、両脇侍立像二躯の肉身の自然なモデリング、端正に整えられた衣文には、奈良朝塑像の特色を明瞭に看取でき、この地方の文化の古さを物語る遺品としてその価値は高い。

塑造三尊仏像残欠

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