工芸品
- 石川県
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14世紀
- わずかに灰色を帯びた白色半磁胎。轆轤挽き円筒形胴の上下が搾り、口と底を開く。口縁下に八葉蓮弁を飾り、胴左右に上下露飾り付きの丸鐶を造り出す。総体に染付で上より口縁部雷文繋、八葉蓮弁飾、頸部六葉蓮弁、紐帯、肩部七宝文帯、胴火焔双龍文、脚八葉蓮弁、紐帯、波濤文帯、紐造り出し底縁に連なる。総体透明釉をかけ、内部、底裏は露胎である。
- 総高29.1 口径7.7 胴径14.0 底径10.7 (㎝)
- 1口
- 石川県金沢市出羽町2-1
- 重文指定年月日:19710622
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 国宝・重要文化財(美術品)
口縁下に花弁を造り出した珍しい形でこれを白衣観音に見たてて白衣の銘がある。胴には竜文・蓮弁文・波濤文などを染付で描いてあり、十四世紀から十五世紀の間に造られたと推測されるいわゆる安南染付の代表作である。中国元陶磁の影響が強く反影したもので、同様の作例は世界に例がない。もと柳営御物として伝わったものである。