色絵金銀菱文茶碗〈仁清/〉
いろえきんぎんひしもんちゃわん〈にんせい〉
工芸品 / 江戸
- 静岡県
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江戸
- 黄白色陶胎の筒形茶碗で、銀菱文茶碗がやや大きく、金菱文茶碗は小さく、入子となる大きさに作られている。共に腰をきびしく折り、高台は鋭く篦削りを行い、面を取った輪高台に削り出す。高台とその周囲を除いて白釉をかけ、さらに高台をふくめて透明釉を総掛けしている。二碗とも、胴下段には蓮弁文をめぐらせて赤、緑、黒、金の上絵の具であらわし、上段には菱文を六個つなげて、小碗は金泥、大碗は銀泥で塗つめ、見込みは蓮弁文の黒彩と同様黒地に塗りつぶす。
- 大碗 口径9.9 腰径8.8 高9.2 高台径4.8
小碗 口径9.0 腰径8.1 高8.2 高台径5.0 (㎝)
- 1組
- MOA美術館 静岡県熱海市桃山町26-2
- 重文指定年月日:19900629
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 世界救世教
- 国宝・重要文化財(美術品)
仁清には珍しい筒形の形式や蓮弁文などには、中国明代の磁器の影響が認められるが、大胆な菱繋文様の表現や見込みを黒地に仕上げたところは仁清の創意が強く感じられる。濃麗で洗練された上絵具の手法も、仁清陶ならではの趣が横溢しており、仁清の茶碗を代表する一品として価値高い。