工芸品 / 鎌倉
- 京都府
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鎌倉
- 鋳鉄製。真形釜で口の刳りがやや強く、撫で肩をなし、毛切れに向かってふっくらと弧を描く。羽根以下は欠失し、底が替えられている。鐶付は方のやや下につけ、鬼面形をなす。同部には浜松の図を鋳表す。前後に五株ずつの松樹を配し、大小の細やかな霰で洲浜を表し、その上に青海波風の名実文と波頭を細かい線で浅く鋳表す。盛蓋が付属する。
- 通高25.0 高19.3 口径13.6 同経24.2 蓋高6.0 蓋径13.7 (㎝)
- 1口
- 京都府京都市東山区茶屋町527
- 重文指定年月日:19540320
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 国(文化庁)
- 国宝・重要文化財(美術品)
繰口となった口造り、ふっくらとした真形の形姿、低い位置に付けられた鐶付など、古芦屋真形釜の典型的な形をなす釜。端正な形姿に優雅な浜松の図が見事に鋳出された作。古芦屋真形釜を代表する優品であり、茶の湯釜の中でも古式に属する遺例である。