有松鳴海絞 ありまつなるみしぼり

工芸技術 染織

  • 選定年月日:19570330
  • 記録作成等の措置を講ずべき無形文化財

 近世初頭各地にあらわれた木綿絞りの産地のうち最も隆盛を極め、今日までその技法を伝えるのが有松鳴海【ありまつなるみ】絞りである。江戸時代、東海道筋が賑わうに伴ない、主に有松でつくられたものが鳴海の宿で旅人相手に売られて名産となった。模様も各種考案されて新奇を競ったので、細かく数えれば百種にも達しよう。色は主に藍染であるが、紅【べに】絞りや紫絞りもつくられた時期があった。
 最初は手拭に絞模様をあらわし、次第に日常の衣料を絞り染めにするようになったと考えられている。

有松鳴海絞

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