御扁額 永受嘉福 おんへんがく えいじゅかふく

明治

  • 伏見宮 文秀尼  (1843-1926)
  • ふしみのみや ぶんしゅうに
  • 日本
  • 明治16年 / 1883
  • 絹本墨書
  • 38.2×162.2㎝
  • 1
  • 広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701
  • 海の見える杜美術館

 伏見宮邦家親王第七皇女、大知女王。仁孝天皇養女福喜宮でもあり、明治天皇の叔母に当たる。
 奈良市山町の山村御所と称される皇族住持の比丘尼門跡円照寺に住まわれた。明治時代になり、仏門にあった皇族が次々と還俗する中、明治六(一八七三)年に宮家に戻されるが、強く法体を望まれ、生涯を仏門で通し、皇族最後の尼門跡となった。
 和歌に優れた才を持ち、短冊も多く残されているが、禅語にまつわる漢詩をはじめ、このような大字も残している。重厚な大字は女性の書として珍しい。有栖川流の影響がみられる。
「玄冬」は十月の異称。

御扁額  永受嘉福 おんへんがく えいじゅかふく
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