室内 しつない

  • 三岸節子  (1905-1999)
  • みぎし・せつこ
  • 1930年代後半~40年代前半
  • 油彩・キャンバス
  • 72.9×90.8cm
  • 1
  • 一宮市三岸節子記念美術館

ソファーに腰掛ける女性のいる室内の光景を、ユニークな構図で切り取っている。赤色、茶色、橙色といった暖色系を基調にして温かみのある空間を作り出し、上部に白と鮮やかな緑の色面を入れることで、平面性を強調した装飾的で鮮烈な画面に仕上げている。フランスの画家のマチスやボナールなどの作品に刺激され、室内の身近な世界を画面上に様々に展開させていた時期の作品であると思われる。好太郎が収集したアンティークの家具や小物が作り出す世界が、主亡き後も節子の作品の重要なモチーフとなり、創造力の源となった。

室内 しつない
ページトップへ