虎圏

工芸品 その他

  • 生野祥雲斎  (1904-1974)
  • ショウノ、ショウウンサイ
  • 昭和34年 / 1959
  • 竹・花器・1
  • h50.0 w110.0 d64.0
  • 第2回新日展 東京都美術館 1959

生野祥雲斎 1904-1974

虎圏(こけん)
竹/編み
H,50, W.110, D.64cm 1959年

SHONO Shounsai
Basket, "Koken (tiger cage)"
bamboo/weaving

籃を大胆にデフォルメさせた形の作品で、実用的な籃というよりも造形的な作品である。タイトルの「虎圏(こけん)」とは、虎を入れる圏(おり)を意味している。
この「虎圏」というタイトルが示すとおり、野性的な荒々しさがみなぎっている。直径10センチほどの竹の幹を半分に割り、それを押しつぶして平らにした太い帯状の竹を編んだ作品で、竹という素材のもつ強靭さ、荒々しさが強調されている。代表作《怒濤》(どとう)(1956年)に見られた、細い竹材による、繊細でしなやかな竹の弾力性をいかした作風から一転し、大胆な作品への取り組みを見せはじめた、生野祥雲斎の転機を示す作品である。
祥雲斎は、竹芸家としてはじめて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された、わが国の近代竹工を代表する工芸家である。


1904年 大分県別府生まれ、本名、秋平
1923年 別府の佐藤竹邑斎に師事し、伝統的な技術を習得する
1956年 第12回日展に《怒濤》出品、北斗賞受賞
1967年 重要無形文化財「竹芸」保持者(人間国宝)に認定される

虎圏

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