白地青海波花熨斗模様縫箔 しろじせいがいははなのしもようぬいはく

染織 能楽 / 江戸

  • 江戸中期・18世紀
  • 丈144.0 裄69.0
  • 1領
  • 渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂
  • 収蔵品番号 NS69
  • 未指定

 白綸子に銀の摺箔で青海波文を摺表し、刺繍で花熨斗文を腰明きに縫表した縫箔。花熨斗には、梅・桜・山吹・牡丹・鉄線・菊・紫苑・桔梗・紅葉・椿といった四季折々の植物と、薄の葉が添えられている。
 青海波模様は、半円形を重ねて波のように連続させた模様で、舞楽の〈青海波〉では、この青海波模様の下襲に、千鳥模様の袍を付けることで有名である。
 草花を束にして檀紙で包み、水引で飾ったものを花熨斗、あるいはその形状から花扇という。七夕に禁裏へ草花を献じる習慣が室町時代の文献にみられ、江戸時代になっても続いていた。当時のこうした習慣に基づいた意匠が花熨斗文であった。

白地青海波花熨斗模様縫箔 しろじせいがいははなのしもようぬいはく

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