建立金剛心図

絵画 日本画

  • 平山郁夫  (1930-)
  • ヒラヤマ、イクオ
  • 昭和38年 / 1963
  • 彩色・紙本・額・1面
  • 181.5×227.5
  • 48回再興院展 東京都美術館 1963

31
平山郁夫(1930− )
HIRAYAMA,Ikuo
建立金剛心図
Enlightenment
1963(昭和38)年

暗緑色の熱帝の森の奥深く、みずからが発する光にシルエットとなって浮かび上がるひとのかたち。最後の煩悩(ぼんのう)を制して、今その修行を完成させようとする釈迦(しゃか)の姿である。1963、平山は東西の宗教絵画を比較するためヨーロッパをめぐった。その旅行中、彼の地の壮大な宗教芸術に触れ、自分自身の心を見詰め直すために構想されたのが、この作品である。仏教をテーマとすることは平山にとってほんの一瞬に過ぎない自分の生を超えて、永遠の時の流れと、それをつかさどる「大いなるもの」に触れるための手だてであるという。

建立金剛心図

ページトップへ