三国妖狐図会  華陽夫人采姫が眼を射て班足王をなぐさむ さんごくようこずえ   かようふじんさいきがまなこをいてはんぞくおうをなぐさむ

版画 木版画 / 江戸

  • 歌川国芳 伊勢屋忠介版  (1797-1861)
  • うたがわくによし
  • 江戸時代、嘉永 / 1849年~1850年
  • 木版色摺
  • 大判
  • 1枚


  • 来歴:池長孟→1951市立神戸美術館→1965市立南蛮美術館→1982神戸市立博物館

    参考文献:
    ・神戸市立博物館特別展『異国絵の冒険』2001

天竺に渡って華陽夫人と化した悪狐は、この国の王である班足王の寵愛(ちょうあい)を受けます。本図は、華陽夫人が班足王を諌(いさ)める采姫を讒言(ざんげん)によって陥れ、王の面前で樹に縛りつけ采姫の眼・耳・口を矢で射抜いてなぶり殺しにするという残虐な場面です。画想を借用した『画本玉藻譚』には遠景が描かれません。ここでは国芳独特のうねるような白雲がたなびく空をバックに異国風の建物を背景に添え、さらに強烈な色彩やことさら強調した陰影表現を施しています。


【江戸の絵画】

三国妖狐図会  華陽夫人采姫が眼を射て班足王をなぐさむ さんごくようこずえ   かようふじんさいきがまなこをいてはんぞくおうをなぐさむ
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