和漢準源氏 乙女悪狐華陽夫人顕 わかんなぞらえげんじ おとめあっこかようふじんけん

版画 木版画 / 江戸

  • 歌川国芳 伊勢芳版  (1797-1861)
  • うたがわくによし
  • 江戸時代、安政2年 / 1855年
  • 木版色摺
  • 38.0×25.9
  • 1枚


  • 来歴:池長孟→1951市立神戸美術館→1965市立南蛮美術館→1982神戸市立博物館

    参考文献:
    ・神戸市立博物館特別展『異国絵の冒険』2001
    ・勝盛典子「大浪から国芳へ―美術にみる蘭書需要のかたち」(『神戸市立博物館研究紀要』第16号) 2000

「和漢準源氏」は『源氏物語』の巻名にちなんだ和漢の武勇伝に登場する人物を描くシリーズです。本図は「三国妖狐図会」の天竺の3図のうち、悪逆の限りをつくした華陽夫人がついに悪狐の正体を見顕されて飛去る「華陽夫人老狐の本形を顕し東天に飛去る」と同じ場面です。典拠からあまり離れず国芳らしい闊達さに欠けた前作と変わって、同じ『画本玉藻譚』に拠りながら、過剰ともいえる洋風表現によって迫力ある作品となりました。

【江戸の絵画】

和漢準源氏 乙女悪狐華陽夫人顕 わかんなぞらえげんじ  おとめあっこかようふじんけん
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