工芸品 陶磁
濃みや描線の自由闘達さ、不揃いな酢漿草文など、いまだ鍋島の精緻さが確立されていない、1660年代から1670年代につくられた、初期鍋島の特徴を示している。初期鍋島とは、藩窯が成立する以前につくられたので、鍋島様式の要素を多くもちながら、様式として確立していないと考えられる磁器である。器形は全体に偏平で、18世紀につくられた典型的な木杯形の鍋島に比較して浅い。類品の陶片が鍋島藩窯跡から出土したといわれている。
色絵鳳凰文皿
色絵梅流水文皿
色絵唐花文皿