工芸品
本筆に見られる曲線の連なりが、ひょうたん状に上下へと連なる文様のことを「立涌」といい、その中に描かれる文様によって「雲立涌」「笹立涌」などと呼ぶが、本筆は単純化した花の文様が表されている「花立涌」である。正倉院の染織品にも見られる伝統的なこの文様は、使用すると筆の動きにつれて光を反射して煌めくため、装飾筆にはしばしば用いられるものである。
唐物青貝十六羅漢図筆
唐物象牙模竹管筆
鎌倉彫瑞鳥文筆