阿波藍の注染 あわあいのちゅうせん

工芸技術 染織

  • 徳島県認定
    指定年月日:20180330
  • 無形文化財(工芸技術)

注染は明治初期に始まったといわれる糊防染法で,日本にしかない染色技法である。型紙のサイズで布を折り返して糊置きするため,一度に両面の防染が可能で,生地の表裏を同じ模様で染めることができる。
  阿波藍の注染の工程は大きく①天然発酵建てによる藍建て ②防染糊の調整 ③糊置き(型置き) ④染色 ⑤水洗い ⑥後処理(あく抜き)の6つに分かれる。
  発酵建てによる藍の還元力は還元剤よりも弱く酸化されやすいため,注染のように液を注ぐといった空気に触れる作業は過酷な条件といえる。しかしながら,古庄氏は注染に適した工夫をしている。また,先代からの「藍の注染」の基本的な作業工程や技法を継承しつつ,紀治氏独自の研究や工夫が取り入れられている。
古庄家は全国でも唯一天然発酵建てによる阿波藍の注染を行っており貴重である。また,紀治氏は,後継者育成にも取り組み,徳島の藍染技術の普及に努めている。

阿波藍の注染

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