四穂田古墳出土品一括
  三角板鋲留短甲
  鉄大刀
  鉄鏃
  鉄鉇
  鉄斧
  砥石
  土器破片 よほだこふんしゅつどひん
 さんかくいたびょうどめたんこう
 てつたち
 てつぞく
 てつやりがんな
 てっぷ
 といし
 どきはへん

考古資料 金属製品類 / 古墳

  • 福島県
  • 古墳時代中期
  • 一括資料の構成は短甲1、鉄大刀3、鉄鏃2、鉄鉇2、鉄斧1、砥石2、土器破片1である。短甲は鉄製で三角板の鉄素材を組み合わせて鋲で留める三角板鋲留短甲と呼ばれる型式である。三角板鋲留短甲は古墳時代中期に新たに登場する新式の短甲の一つで大和を中心に分布し、各地から出土する場合には大和政権から権力を示す武具として与えられたものと考えられている。
     鉄大刀3口はいずれも保存状態良好な資料であるが、すべて茎部分が失われており、意識的に毀損したと判断される。古墳被葬者の埋葬にあたり、大刀の茎部分を折り取って副葬する儀礼の存在を示す貴重な例である。

  • 1点
    3口
    2点
    2点
    1点
    2点
    1点
  • 福島県会津若松市城東町1番25号
  • 福島県指定
    指定年月日:20180406
  • 中島村
  • 有形文化財(美術工芸品)

 平成23年(2011)に墓地造成に際して発見された一括資料である。発見された状況に不明な点があるが、大型古墳の埋葬部から出土した可能性が高い。一括資料の構成は8に記したとおりである。これらは古墳埋葬部から出土した遺物群とみて間違いない。
 四穂田古墳出土一括資料は、古墳時代中期の古墳に副葬される品目を網羅しており、東北地方では初例となる三角板鋲留短甲を含むことも合わせて、東北地方の古墳時代中期の古墳副葬品を代表する遺物群であり、大和政権との関わりを示す貴重な資料である。

四穂田古墳出土品一括<br />
  三角板鋲留短甲<br />
  鉄大刀<br />
  鉄鏃<br />
  鉄鉇<br />
  鉄斧<br />
  砥石<br />
  土器破片

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