工芸技術 その他 / 昭和以降
従来、粗紡機と精紡機の両方で行っていた繊維の引き伸ばし(ドラフト)を、一度で行えるようにした精紡機です。豊田喜一郎の提唱によって開発を始め1937年に完成しました。ドラフト機構を4組のローラで構成して、ドラフト倍率を従来の20〜30倍に対し、一躍100倍にも高めて超ハイドラフトを実現しました。その結果、粗紡機工程を全廃し、紡績業の合理化に貢献した画期的なものです。展示機は、1941年に株式会社豊田自動織機製作所が製作して以来、稼動していたものです。
リング精紡機(RF型)
粗紡機(FS型)
練条機(DU型)