白天目 しろてんもく

工芸技術 陶芸

  • 多治見市指定
    指定年月日:20180925
  • 無形文化財(工芸技術)

 天目は抹茶用容器で、すり鉢状の形で口縁部はすっぽん口と呼ばれるくびれがあり、低く小さな高台を持つ。黒色から茶褐色を呈する鉄釉をかけたものが多く、高台とその周辺は露胎となっている。天目の中に、数は少ないが灰釉や長石釉をかけた白色系のものがあり、「白天目」と呼ばれている。
 白天目の名は茶会記でも度々登場しており、伝世品では、茶人武野紹鷗が所持していたと伝えられる白天目の三碗が良く知られている。このうちの二碗(徳川黎明会所有、個人所有)が国の重要文化財となっている。
 美濃窯において白天目が出土する代表的な遺跡は、16世紀前半に編年される小名田窯下窯跡(多治見市小名田町3丁目地内)である。

白天目

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