長栄寺本堂 ちょうえいじほんどう

建造物 / 江戸

  • 江戸 / 1826
  • 木造平屋入母屋造
  • 建築面積:207.91㎡
  • 1棟
  • 東大阪市指定
    指定年月日:20181221
  • 有形文化財(建造物)

長栄寺は真言宗の寺院で、飛鳥時代の建立と伝わるが、元文五年(1740)に再興され、慈雲尊者の活動拠点として著名である。本堂は正面桁行柱間3間(実長6間)梁行8間(実長7.5間)あり、周囲三方に広縁を設ける。向拝は実長3間の総向拝である。内陣は正面の柱間3間分を柱間1間、側面は全体を柱間2間として、庇と一体化して広々とした有心平面を持つ。奥の柱筋は来迎柱を立て3間とし、中央に須弥壇を据える。内陣一郭を円柱とするのに対し、庇周囲では面取り角柱とする。堂内では入側柱をかなり抜くので、鏡天井中央の円相龍図(原在中筆)がよく見える。また入側柱の庇側と内陣側で組物に差をつけて内陣らしい意匠としている。空間構成は大胆で、向拝・縁・広縁・内陣正面入側筋で柱間を広く取り、空間に組物で格式を付け、虹梁の多用と細部様式の多様性があり、空間の主張と構造が一体となっている。

長栄寺本堂

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