歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 江戸
ここに描かれているのは、現在の福島県須賀川市と玉川村の境、阿武隈川が乙字型に蛇行する急流部の風景で、今日でもこの図とほぼ同じ風景を現地で見ることができます。本図の表題は「芭蕉翁碑」、つまり画面左方に辛うじて見出される小さな石碑です。これは、本図が掲載されている歌集『青蔭集』の編者で、須賀川の俳人・石井考雨が文化10年(1813)に建立したもの。かつてこの地を訪れた芭蕉の心境を追体験するかのような光景で、亜欧堂田善による銅版風景画の基準作です。【江戸の絵画】
陸奥国石川郡大隈瀧芭蕉翁碑之図
亜欧堂田善
吉原大門図(小形江戸名勝図シリーズ)
今戸瓦焼之図(小形江戸名勝図シリーズ)