工芸品 漆工
指物造の四角い容器を酒で満たし、ご馳走とともに持ち運ぶ弁当箱。近江八景は、中国の瀟湘八景に倣い、桃山時代に現在の琵琶湖まわりの名所を選んだものである。本品では、徳利の天板に比良暮雪、側面に堅田落雁や矢橋帰帆、重箱の蓋に唐崎夜雨、側面に三井晩鐘と石山秋月、下段の箱に瀬田夕照と粟津晴嵐が描かれている。
近江八景・矢橋帰帆、唐崎夜雨、粟津晴嵐、三井晩鐘
歌川広重筆
近江八景蒔絵料紙硯箱
遠浦帰帆図
玉澗筆