冬(枯山水)

絵画 日本画

  • 山口蓬春  (1893-1971)
  • ヤマグチ、ホウシュン
  • 昭和38年 / 1963
  • 彩色・紙本・額(アクリル等)・1面
  • 142.0×91.0
  • 6回新日展 東京都美術館 1963

30
山口蓬春(1893−1971)
YAMAGUCHI,Hoshun
冬(枯山水)
Winter
1963(昭和38)年
作者寄贈

蓬春は1961年から、四季を主題とした連作を日展に発表した。戦前には松岡映丘主宰の新興大和絵会に参加し、戦後は西洋近代美術の造形をも日本画に取り入れた後は、この連作で四季折々の花鳥画という伝統的な画題の現代的な再解釈を試みた。《冬》は京都の西芳寺(苔寺)の庭を描いたもの。石に降り注ぐ光の表現や小鳥の描写などに細やかさを見せる一方、前景に庭石を堅固に組み上げ、背景の樹木を斜めに傾けた構成には動きがある。写実と装飾を一致させながら新しい日本画を作り上げようとした蓬春の姿勢がよく認められる作品である。

冬(枯山水)

ページトップへ