加彩婦女俑 カサイフジョヨウ

工芸品 陶磁 / 

  • 制作地:中国
  • 唐時代・8世紀
  • 高49.2cm:底径18cm
  • 1躯

最も代表的な唐時代加彩美人立俑である。豊満な躰躯に高く結いあげた髷、下ぶくれの顔など、唐時代の樹下美人図にも通じ、腕に抱いた可愛いらしい狆(ちん)も、一層この作品を魅力のあるものにしている。赤褐色の胎土を用いて躰躯を作り、白土を化粧掛けし、さらにその上に赤、黄、緑、青、黒などで加彩をほどこしていたらしい。唇や頬には朱が残り、衣服の一部にわずかながら加彩のあとをとどめ、髷には髪飾りをさしていた切り込みのあとを残している。なお西安小土門村朱庭き、天和3年(808)墓から同種の髪形の胸像が出土している。彫塑的にもすぐれた世界的な名品の1つに数えられる作品であろう。

加彩婦女俑 カサイフジョヨウ
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