流水葦雁鏡 リュウスイアシカリキョウ

工芸品 金工

  • 平安時代 後期
  • 径11.35cm:縁高0.5cm:縁幅 0.05cm
  • 1面

黒褐色で黄緑色の錆が覆う。截頭形の捩菊座鈕。外傾するきわめて薄い細縁。柔らかな細線で、流水と葦、並んで右方へ飛ぶ雁を描く。葦と水鳥の組み合わせは十二世紀に流行した図様で、雁や鷺が大きく表される。秋草文鏡などと共に、当時の人々がどのような自然の情景に心を寄せていたかが窺える。この種の文様と松鶴文が合流して、やがて定型の蓬莱文へと展開していく。

流水葦雁鏡 リュウスイアシカリキョウ
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