その他の美術 書
聖護院道晃(しょうごいんどうこう:1612~79)は後陽成天皇の第十三皇子で、その書は中院(なかのいん)流をよくした。この消息は、依頼しておいた簡板(書いた文字を消すことのできる漆塗りの板)の出来ばえを謝するもの。文面から察するに、宛所にみえる両名は取り次ぎの者で、実際は摂関家クラスの貴人に宛てたものであろう。彼らの任官・生没年より、延宝二年(1674)から六年の筆跡であることが知られる。
聖護院道澄消息
聖護院道澄
渡唐天神像
道晃入道親王筆・賛
曼殊院宮良恕法親王消息
曼殊院良恕