糸女は生涯独身を貫き、「作者の家」を継いだ黙阿弥の長女。途中までは脚本制作を学んでいた糸女だったが、44歳のときに父の黙阿弥が没してからは、父の著作権を守ることを生甲斐とした。「御守り」と「通帳控」をしっかりと身に着けた胴巻は、全財産を譲られた糸女らしい遺品といえる。
写真 糸女
糸女宛琴女遺言状
糸女宛琴女賞与状