河竹繁俊の筆で「黙阿弥初期の手拭又はユカタのキレ 何人よりか贈られ」とある説明によれば、「黙阿弥好み 五十の浪」(明治17年(1884))より以前に染められた反物とみられる。模様は「河竹」の意匠などからなる。黙阿弥は、正月にはきまって親戚等へ祝儀とともに手拭を一本ずつ贈答するのをきまりとし、糸女、繁俊の代まで続いたという。
黙阿弥手拭 版木
浴衣布地端切 九代目團十郎・五代目菊五郎
羽織