「黙阿弥手拭 木型」の説明が付される。手拭の模様は「浪」であり、かの「五十の浪」であろう。六角の中に「寿」の印判らしき彫も見える。このほかに「河竹」印も用いて手拭は刷られ、毎年正月の配り物にしたという。なお、どのような事情か知れないが、この版木は一度も使った形跡がない。
黙阿弥 初期の手拭又は浴衣の布地
「火の用心」版木
火之用心