木造釈迦如来坐像 もくぞうしゃかにょらいざぞう

彫刻 木像 / 鎌倉

  • 運慶及びその周辺の仏師
  • 埼玉県
  • 鎌倉
  • 寄木造で肉身漆箔、着衣彩色。玉眼嵌入。
    針葉樹(ヒノキか)を用い、頭体幹部を通して正中及び耳後の位置で前後左右を四材矧ぎとする。像内を内刳りの上、割矧ぐ。
    両腕を屈臂し、左手は掌を上に向けて膝上に置き(与願印)、右手は掌を前に向けて立てる(施無畏印)。左足を上に結跏趺坐する。
  • 像高112.2cm
  • 1躯
  • 埼玉県児玉郡美里町大字甘粕394番地
  • 埼玉県指定
    指定年月日:20230317
  • 宗教法人多宝寺
  • 有形文化財(美術工芸品)

真言宗智山派に属す多宝寺の境内に建つ釈迦堂の本尊。
現状では損傷が著しく像容を損ねてはいるが、重量感のある肉体表現、写実的な衣文表現など、12世紀末に運慶によって造られた静岡県伊豆の国市に所在する願成就院の阿弥陀如来像(国宝)に近似した作風を示すものである。
伝来経緯は不詳だが、美里町周辺は古代まで遡る宗教文化を伝える地域である点が留意される。

木造釈迦如来坐像

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