奈良
琴柱は琴(こと)や筝(そう)の弦を張り、音程を調節するために使う道具です。この琴柱は形状から、朝鮮半島で成立した新羅琴(しらぎごと)の12本の弦を張るために使用されたと考えられます。形状は裾(すそ)を広げた山形で、頂上に弦を渡す溝を彫り、底面に半月形の刳(く)りを付けています。木製で、表面には漆塗りを施し、切箔(きりはく)の技法で葉のような文様(もんよう)や頂部の縁取りを表しています。
太平琴「春イ」
和琴(黒漆塗三引両散琴箱・琴柱箱共)
彫木蛙