絵画 / 近現代
白石が「京師」、すなわち北京で描いた一作。満開の藤の花を雪に見立て、春の盛りを満喫する。薄紅色の藤の花は下地に薄く水気をたっぷりふくんだ墨を掃き、花弁の淡い諧調を表現した。絡まりあう蔓は踊るような墨線は呉昌碩の藤花図を彷彿させるが、画面右下に加えられた二匹の虻の精緻な描写に白石画の特徴が表れている。
紅蓮遊魚図(蓮花と魚)
斉白石(斉こう)
紅白菊花爛漫図
花卉図冊(全十二図)