江戸
町方女性の間で友禅染が普及した頃の雛形本である。武藤柳子ほか4人の絵師が描き、京都で刊行された。「あけぼの染」と呼ばれる地色の染め分けや、総模様、中模様(袖袂【そでたもと】から裾【すそ】にかけての模様)の構図が多い。野口もこの雛形本を所持していた。(小山弓弦葉氏執筆)
雛形染色の山 下巻
野々村信竹筆
《模様雛形難波乃梅》
山中吉郎兵衛編、武藤柳子ほか筆
新撰御ひいなかた