絵画 / 清
「国色」とは豊満な色彩で人びとを魅了する牡丹のことで、「国香」は芳醇な香りで癒しをもたらす蘭のこと。ともに中国でよく親しまれている花で、それぞれ富貴、高潔の象徴でもある。淡彩、淡墨でさらりと描かれたこの図は、清末の上海を代表する書画家の呉昌碩(一八四四~一九二七)の五十一歳の作で、気骨ある晩年の墨線とは異なっている。
古松瑞雲図(指頭画)
朱嶠
紫雪香清図
斉白石(斉こう)
牡丹図軸
呉昌碩筆