工芸品 金工 / 鎌倉
十二世紀後葉から樹木が左に伸びる定型構図に籬を加えるようになり、やがて本鏡のように装飾的な垣の表現が定着する。日常のモチーフをより写実的に描こうとする当代の意匠性が強く表れている。主文線が垣の背景に沈まぬよう、梅樹の幹太く、花鳥も高肉気味に表現されて、鏡工人の配慮が窺える。
梅樹双鳥鏡
洲浜柳樹双鳥鏡
梅樹蝶鳥鏡