カンコ かんこ

民俗 有形民俗文化財 / 昭和以降

  • 毛利造船所
  • もうりぞうせんじょ
  • 富山県氷見市地蔵町
  • スギ・アテ
  • 全長8.12m、全幅2.36m(切断前)
  • 1点
  • 富山県氷見市中田645 氷見市文化財センター
  • 登録有形民俗文化財「氷見及び周辺地域の漁撈用具」(平成27年3月2日登録)
  • 氷見市立博物館
  • 登録有形民俗文化財

氷見地域では平底(一枚棚構造)の和船をカンコと呼ぶ。大小さまざまな大きさがあり、漁船としては、小型定置網漁や沿岸の地曳網漁、刺網漁、釣漁、磯見漁等に幅広く用いられた。特に地曳網漁では、平底のカンコは浜に曳きあげやすく重宝された。蔵町カンコと呼ばれた大型でエンジンを積んだカンコ型動力船は、能登通いの荷船や、定置網の網錘に用いる砂利の運搬船として活躍した。
このカンコは地曳網漁に使用された大型のもの。保存状態が悪かったため、状態のよい船首部を切断し、修繕・補強をほどこしたうえで他の部材とともに保存した。
船首側の舷側板と船底板の接合方法がモタセ造りとなっている点が他の船大工が建造したカンコと異なる。

カンコ かんこ

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